漂流通信から伝わったもの
出張親の会を開かせてもらっている漂流教室では、「漂流日誌」というブログがあります。それと一週ごとに発行される「漂流通信」という紙媒体の通信があります。勿論この「かめが行く」を目にしてくださっている方はほとんどがご存知のことと思いますが。
私がそもそも漂流教室を知ったのは「かめの会」の代表に教えてもらったからでして、それまではフリースクールとかフリースペースとか本では目にしたことがあったけど、実際どこにあるのかも分からないし、なんかすごく遠い存在遠いところというイメージでした。
話を聞けば、前は例会をやっているその2階で子供たちと一緒に遊んでもらっていたとの事!「え~、いいな~。」その時私は心からうらやましく思ったのです。だって子供のことを気にしないで話が出来るなんて場所がなかったんですもの。
私が一人でどこかに相談に行っても子供は一人で家にいる状態は変わらない訳で、なんかもっとどうにかできないものかな~と、いつも思っていたのです。
私はかめの会の例会に参加するようになってから、代表がいつも漂流通信をコピーしたのを配ってくれるので、それがとても楽しみになっていったんですよ。
そこには不登校の事や日ごろ自分が考えている事が、普通に書かれていて当たり前のように通信になっている。しかも文章がめちゃくちゃ面白い!もうね、興奮しましたよね~。通信もらった日は夜布団の中でずっとにやにやしながら読むのが至福の時でした。
それとすごく『ガーン!!』ってなったのが、これ書いてる人たちが自分と同じ年なんだ!ってことでした。なんかうれし~!のと、私めっちゃどん底でダメじゃん自分~ってすごいショックでしたね。
そんなダブルの衝撃を受けた漂流通信になんと自分の書いた文が載る日がこようとは、ううう、感無量、アリガタヤ~。すんごい嬉しかったんですよ。
紙っていいね、温かい気がするのだよね。そしてそこに温もり感じる文が書かれてるのは本当に心に沁みていくのです。
次は漂流日誌について書こうっと~